おまけの話
忘れ去られてるとは思いますが、
「first step」のおまけです。
鈴木君が書きたくて、でも大して書けませんでした(汗)
「fetishist」
私、大谷はリサの浴衣に弱いと思ってますv
てか、大谷って、可愛い格好すきですよね〜
読者モデルの時とか。
多分、元々はああいう女の子らしい格好が好きだと。
リサは普段から可愛らしい格好はしないから、
たまに浴衣とか、ワンピースとか着られると、
大谷的にヤバいことになるんじゃないかと(笑)
あーもう勝手に色々考えてます(;^_^A
いただいた拍手コメントで。
1巻を思い出すとのコメント・・・めっちゃ嬉しかったデスv
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「で、なんもなかったん?」
そう言うと、中尾はグッと身をのりだし、大谷の返事を待った。
大谷はそんな中尾から視線を逸らすと、大きな溜息ひとつ。
「・・・・・・」
そんな二人の間に座っていた鈴木君は、無表情のまま大谷を見る。
今日は、久しぶりに男3人で集まって。
無事に大学合格をした鈴木君のお祝いをしていた。
浪人して、1年がんばった鈴木君は。
なんとか千春ちゃんと同じ大学に合格し、春からは大学生。
それでも、今日の主役は、鈴木君ではなかった。
なぜならば。
「・・・・・・・別にええやろ。オレと小泉のことや。おまえらには関係あらへん」
「大谷、めっちゃ冷たいこと言うなぁ。二人がくっつくように、色々お膳立てしたんは誰やねん」
「そんなんしるか!!」
大谷は、数日前、リサと一緒に東京に行った。
それは初めての、二人だけの旅行であり。
大谷がその旅行に対して、なにを期待しているか。
中尾も鈴木君も、痛いほどわかっていた。
・・・だからこそ。
旅行から帰ってきたこの日。
話題の中心は大谷だったのだが・・・。
「大谷は、それでええの?」
「なにがや」
「今回も駄目やったんやろ?」
「駄目やったわけちゃうわ、ボケ!」
「え!?そうなん?」
大谷の言葉に、中尾と鈴木君が目を見合わせる。
「なんかあったん?進展」
「大谷・・・駄目やなかったん?」
期待でいっぱいの眼差しを感じながら、大谷は溜息を吐く。
いくら親友とはいえ。
言いたくないこともある・・・
「あたし・・・大谷でなきゃ嫌やから」
このリサの言葉は、大谷にとって今回の旅行の成果だった。
他人が見れば、それがどうしたと言うかもしれない。
けれども、大谷にとっては、この言葉だけが今の自分の支えで。
おそらく、この言葉がなければ、すぐには立ち直れなかったはずで。
「駄目やなかったいう訳でもないけど、駄目やったいう訳でもない」
「は?????」
その言葉の意味がさっぱり理解できない中尾と鈴木君は。
大谷の顔をマジマジと見る。
「・・・大谷」
「なんやっ!」
「がんばれよ」
「オレ、応援してる・・・」
まるで可哀相な子を見るかのような表情で、二人から励まされた大谷は。
少しふてくされた顔をするも。
一瞬で表情を綻ばせると、鈴木君の背中をバシッと叩く。
「てか、今日は鈴木の合格祝いやで!?ぱーっといこうや!」
「そうやん!おめでとう」
「あ、ありがとう・・・」
祝福の言葉にも、ポーカーフェイスな鈴木君を見ながら。
大谷は何度も自分に言い聞かせていた。
ええねん、ええねん。
遅いかもしれへんけど、オレらはオレらやねん。
無理して急ぐことあらへん。
無理することなんか・・・
それは、まだ3月になったばかりの頃。
春の訪れを、わずかに感じ始めた頃のことだった。
END
Sunny days
すっかり真夏のような天気ですが。
二次創作も、そこらへんで書いてみました。
でも、こんな話を書いておきながらですが。
真夏の炎天下で、運動はしないほうがいいかと(;^_^A
私、中学時代バスケ部で。
夏休みとか、死ぬかと思いましたよ・・・
ランニングで校庭50週とか、当たり前の世界でした・・・(汗)
拍手コメントも、いつもありがとうです(^^*)
その一言に、すごい励まされるし、嬉しいし、
次も書こうって気力が湧いてきます。
もちろん、ぽちっだけでもすごく嬉しいです。
ほんとにありがとうー(*'▽'*)
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「暑いーーーーーーっ」
そう言いながら、リサはペットボトルを口にする。
公園のバスケコート。
フェンスで囲まれたそのコートには、背のちっこいのと、小学生が数人。
真夏の強い日差しの中、夢中になってボールを追いかけているその姿を。
フェンスの外にあるベンチに座りながら、リサは見ていた。
「大谷やるなぁ・・・!」
小学生3人を相手にしても、大谷の動きは封じられることもなく。
フェイントをかけ、ドリブルし、何本もシュートを決める。
汗だくになり、Tシャツの袖口で額の汗を拭う姿に、リサは思わずドキッとした。
久しぶりの公園デート。
二人でラブラブするのも嫌いやないねんけど・・・
こうやって、必死な姿を見てるのも、悪うないなぁ。
大谷のバスケやってる姿は、やっぱりかっこいいねん。
「・・・見てるだけやとつまらんやろ」
気がつけば、コートから抜けだして。
大谷は、リサのすぐ隣に座る。
さっきまでいた小学生たちも、その姿は見えなくなっていて。
「そんなことないで。見てるのめっちゃ楽しい」
「・・・そうかぁ?」
少し訝しげにリサを見る大谷。
その様子に、リサはクスクス笑いが止まらない。
だって、たまの休日に。
大谷と一緒に過ごせること。
それだけで、あたしめっちゃしあわせやし!
そんなリサを見ながら、大谷は後頭部をポリポリとかくと。
「教えたろか。バスケ」
「へ?」
「ええから、こっち来てみ?」
そう言って、かなり強引にリサの腕を引っ張り、コートの中に移動する。
ゴール下まで連れて来られて、リサは大谷からボールを手渡される。
「ゴールのな?白い四角の角んとこ、狙って投げてみ?」
「角〜?」
リサは大谷に促されるままに、ボールを投げる。
が・・・
「あっ・・・れ!?」
ボールはゴールまで届くどころか、かすりもせずに落ちてくる。
「も、もう一回!」
・・・フェンス直撃。
「まだまだ!」
・・・なぜか後ろに向かって飛んでいく。
「もぉーーー!!」
・・・真上にあがったと思えば、大谷の足元に転がっていく。
「な、なんか、めっちゃ届かへん・・・・」
何度試してみても、ゴールに届かないボール。
リサは息も絶え絶えになり。
大谷はそんなリサの背中をぽんぽんと叩く。
「おまえ腕の力ないねんなぁ・・・ほらもう一回」
そして、足元のボールを拾い上げると、リサへと手渡す。
「真っ直ぐゴール見て、力入れすぎないで投げてみ」
その言葉に、リサはゴールをキッと睨みつけると。
それまでとは違った、真剣な眼差しをし。
少し肩の力を抜いた状態でボールを投げる。
シュッ・・・
「き、決まったぁーーーー」
まぐれとはいえ、シュートを決めたリサは跳びあがって喜ぶ。
そんなリサを、大谷は目を細めて笑いながら見ていた。
「ま、あと50本決めたら、少しは上達するで」
「ご、50本!?無理や〜そんなんあたしにはできひん」
「なに最初からあきらめてん」
そう言うと、リサの足元に転がるボールを手にし。
大谷は、ドリブルでゴール下まで移動すると、簡単そうにシュートを決める。
その姿を見ながら、リサはニコッと笑って言った。
「あたし、やっぱ見てるほうがええな」
「そうかぁ?シュート決めたら、めっちゃ気持ち良かったやろ」
「うん。それはそうなんやけど・・・」
でも、やっぱり。
あたしはこうして見てるほうがええねん。
大谷がバスケやってる姿を。
「シュート決めるんはええんやけど」
「・・・けど?」
「見てたいねん」
「へ?」
「大谷のバスケやってる姿、めっちゃかっこいいから見てたいって言うたの!」
「・・・・・・・」
その言葉に照れくさそうな顔をした大谷は、リサに背を向けゴール下へと歩いていく。
そして。
「小泉!」
そう叫ぶと、大谷はくるりと振り返り、リサを見つめながらニカッと笑う。
「もっとカッコいいとこ見せたるから、よー見とけ!」
「・・・・・うんっ」
炎天下の中。
バスケに夢中な大谷を、リサは瞬きもせず見ていた。
その姿を目に焼きつけようと。
夏はまだ、始まったばかり。
end
続きますっ!
拍手コメントで、何人かの方から質問があったのですが。
「first step」の続き・・・書く予定です(;^_^A
というか、以前にチラッと予告した大学2年生編が、続きそのものです〜
分かりにくくてすいません・・・
この続きモノっぽい話って。
「合コン」から始まって、さりげなくシリーズモノとして書いてきたんですが。
最初から、『これはシリーズモノ。続きます!』と言いきれなかったんです・・・(ノД`)
私は飽きっぽいし、自分の力量からいっても、空中分解しそうだったから。
でも、書きたいって気持ちは増すばかりで。
なので、今後も書こうかなーと(;^_^A
シリーズモノだけ、分かりやすくまとめたほうがいいかなぁ(汗)
一応、この先の予定としては。
近いうちに「first step」のおまけ書いて(鈴木君が出てくるやつ)
その後、大学2年生編に入ります。
これは、3年生、4年生、社会人編へと続くもので。
その先はいけるとこまで行こうかなと。
もし、興味ある方いれば、チェックしてみてください〜
ゆっくり更新ですけど(;^_^A
息抜きに、↓新しい二次創作書いてみました・・・。
意味なし&どっかでみたことあるような話・・・は許してくださいませ(;^_^A
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「ただいまぁ・・・」
玄関のドアを開け、大谷は部屋の中を覗きこむ。
明かりのついている部屋。
奥から聞こえてくるテレビの音。
いつもなら。
飛び出さんかの勢いで、玄関まで迎えに来るリサが。
今日は全く姿を見せず。
大谷は思わず顔をしかめる。
「小泉・・・?おらんのか?」
けれども。
そう呟きながら、部屋に入ってみれば。
大谷の目に入ってきたのは、テーブルに顔を突っ伏して眠るリサ。
その姿を眺めながら、大谷はクスッと笑う。
「・・・なんや、おるやんけ」
寝ているリサを起こさないように、そっとクローゼットまで移動すると。
大谷はスーツをハンガーにかけ、ネクタイを外す。
それでも、リサが起きる気配はなく。
洗濯してキレイにたたんであったスウェットに着替え、テーブルの前に腰かけても。
スースーと寝息をたてながら、リサは熟睡したまま。
そんなリサを見ながら、大谷は騒がしくしゃべり続けるテレビのボリュームを消す。
「ほんま、よー寝るやっちゃなぁ。鼻が潰れるで?」
テーブルには、晩ご飯の支度。
時計の針は午後9時過ぎを指す。
それなのに、2人分の食事が手つかずで残ってるということは。
リサもまだ食べていないと言う事で。
大谷はリサを起こそうとして、手を伸ばし。
肩に触れかけて、その手を止めた。
晩ご飯の支度。
洗濯物。
・・・決して頼んだわけではないのに、気がつけばリサにやってもらう生活。
こいつかて働いてんのに。
仕事で遅くなることかてしょっちゅうやのに。
オレの世話なんかすんの、大変やろうに。
つーか、一緒に暮らしてるわけやないのに、こんなんやってもろて・・・
オレがもし女やったら、こんなんできるやろか。
大体、オレは、こいつにここまでしてもらえるだけの、男なんやろか。
・・・・・・・・。
連日の残業で疲れていたのか。
そんなことを思いながら、いつしか大谷も。
リサのすぐ隣で眠りについてしまった・・・。
* * * * *
「・・・・・・・・・」
ハッと目を覚ましたリサは、すぐ傍で大谷が眠りこんでいるのに気づく。
テーブルの上の晩ご飯は、手のつけられた様子もなくて。
「ちょ、ちょっと大谷っ!!」
リサが慌てて大谷を揺り起こすと。
少し寝ぼけた顔をしながら、あくびをして大谷は目を覚ます。
「帰ってきたんなら、起こしてくれたらよかったのに!」
「あー・・・あぁ・・・」
「てか、もう10時過ぎてんやん!!あ、ご飯、外で食べてきた?」
「・・・食べてへんけど」
「なんで!!!お腹減ってないん?!」
「あー・・・減ってんなぁ」
「ごめんっ、すぐ用意するからっ!!」
そう叫びながら、慌てて立ち上がろうとするリサの腕を、大谷は掴む。
「な、なに?」
「・・・見せて」
「へ?」
「・・・顔」
そして、その腕をグイッと引っ張ると、リサは大谷の胸の中に転がり込む。
「帰ってきてから、おまえずーーーっと床に顔を突っ伏してん」
「あ、えーと・・・」
大谷の胸に抱かれたまま、軽く鼻をさすると、リサは苦笑する。
そんなリサの頬に触れると、大谷は強引に自分の方を向かせ。
「お・・・おーたに・・・、ご飯・・・」
「・・・・・・そうやな」
そう言いながらも、大谷はリサを離そうとはせず。
「ちょ・・・ちょっと・・・」
少し焦り気味のリサを気にもせず、大谷は呟く。
「オレにできることって、なんやろな」
「え?」
「おまえがこんなにしてくれんのに、オレなんも返せてない気ーする」
「返すって・・・てか、あたしなんかした?」
「・・・ご飯作ってくれたり、洗濯してくれたり・・・してもろてる」
「それは・・・したいからやってるだけで」
「・・・それでも、オレはおまえになんも返せてないねん」
「大谷・・・」
リサは少し考えて。
そして、ニコッと笑って言った。
「・・・あんな?いっぱい返してもらってるよ」
「・・・は?」
「返せてないって言うてたけど、あたしは大谷にいっぱい返してもらってん」
「なにを・・・」
「例えば・・・な?」
リサはおずおずと手を伸ばし、大谷の顔に触れながら。
ニコニコした顔で話し出す。
「大谷があたしの話し聞いてくれて。一緒に笑ってくれて。ご飯食べてくれて」
「・・・それって・・・大したことじゃ・・・」
「大したことやもん!あたしにとっては、すごいことやもん!」
「・・・・・・」
「・・・・そ、それとな?たまーにというか、いつもというか・・・」
それまでとは打って変わって、急にしどろもどろになるリサを。
大谷は不思議そうな顔をして見つめる。
「・・・たまに?いつも??」
「あー!!もうだから!」
リサは顔を真っ赤にすると、大谷の胸に顔を埋め。
小声で呟く。
「こうしてぎゅってしてもろたリ、髪撫でてもろたリ・・・されるの嬉・・・しい・・・ねん・・・」
「・・・・・・・・・・・」
黙り込んでしまった大谷の胸の中で、リサは少し気まずそうな顔をする。
・・・・・・・
あたし・・・なにアホなこと言うてんやろ。
大谷、仕事で疲れてんのに。
こんなん言うてたら、相手してもらわれへんように・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・へ?
突然、自分を抱きしめる大谷の腕の力が強くなって。
リサはおそるおそる顔を上げる。
すると、目の前に、ニカッと笑った大谷の顔。
「・・・アホ」
「な、なによぅ、アホって・・・」
「アホやから、アホて言うてん」
「ちょっと・・・!」
少しムッとしながら、手を振り上げたリサの手首を、大谷は掴む。
「そんなんでよければなぁ・・・」
「・・・・・・へ?」
それまでの笑顔が一瞬で消えて、急に真剣な顔つきになったと思うと。
「そんなんでよければ、いくらでもするっちゅうねん」
そう言って大谷は、リサの唇を奪い。
・・・そのまま床に倒れこんだ二人が、晩ごはんを食べたのは。
日付も変わりそうになった頃だった。
END
photograph
リサが、敦子ちゃんの写真を部屋に飾ってるのは、
どうしてなんだろうと思ってて。
こんなんもありかなぁと。
もっと甘い理由があればよかったんだけど(;^_^A
今の私には、この程度しか思いつきませんでした・・・
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「なんやねん、これ」
あたしの部屋に入るなり、大谷は声をあげる。
視線の先には、買ったばかりのコルクボード。
無造作に留めてある、何枚かの写真。
「なにって・・・写真が貼ってあるやん」
「そうやなくて・・・」
大谷は軽く溜息をつきながら、一枚の写真を指差す。
それは、すごい昔。
高2の時に撮った写真。
体育祭で、応援団をした時の・・・記念の一枚。
「前もこれ飾ってたよなぁ。なんでやねん」
ふてくされ気味に言いながら、腰を下ろす大谷。
あたしは少し気まずそうに笑いながら、その隣にちょこんと座る。
「・・・そ、それより、ほらっ!海坊主のDVD・・・」
「写真」
「あ、ほな、このお菓子おいしそうやん?はよ食べよー」
「・・・なんでや」
こうなると、意外としつこい大谷に、あたしは溜息ひとつ。
だって。
その写真。
あたしのお気に入りやもん。
そりゃ、大谷は嫌かもしれんけど。
女の子の格好、しかもチアガールなんて。
普通、嫌がるとは思うねん。
・・・あ、中尾っちは別やけど!
でも、あたしにとっては記念の一枚。
一緒に写真に写ってることだけやなくて。
大事な、大切な一枚。
大谷には言うたことないけど。
あたしは、あの時。
初めて自分の気持ちに向きあって。
本当に素直に、思えてん。
あたしは大谷がすきなんやって・・・
だから、この写真は。
あたしにとってのお守りみたいなもんやねん。
どんなときも。
これ見たら、あの時の気持ち思いだして。
大谷のこと、もっともっと、すきになってくねん・・・
「この前撮ったヤツの方がええやんけ」
「あー、それはほら、ここに貼ってあんねん」
「ほな、海坊主のライブん時の・・・」
「それはこっち。写真立てに入れてん」
一向に写真を剥がそうとしないあたしに、大谷は渋い顔。
「・・・だってさ」
「・・・・・・・」
「その写真、めっちゃええ感じやと思わへん?」
膨れっ面をした大谷を見ながら、あたしはクスッと笑う。
もー。
なに膨れてん。
女装した彼氏もすきやなんて。
そんなん『できた彼女』、めったにおらんで?
「・・・どこがええ感じやねん」
「えーめっちゃええやん!」
「おまえ、目ーおかしなってないか?」
「そんなわけないやん」
あたしはニカッと笑うと、大谷の顔を覗きこむ。
そして。
「めっちゃええ感じやろ?学ラン姿のあたし」
「・・・・・・・・・・・・はぁ!??」
予想外の答えに、しばし唖然とする大谷。
ケラケラ笑うあたしは、立ち上がると、その写真と大谷を交互に見つめる。
「・・・・そりゃ、小泉は別に・・・ええけど。そうやなくて・・・」
そして。
ブツブツと呟く大谷は、納得できない顔のまま。
この写真を撮った時は。
こんな未来があることすら、想像できず。
ここに至るまでに、色んなことがあったけど。
近い未来も、遠い未来も。
この先、隣にいるのは大谷やって。
こうして一緒に写真を撮るのは、大谷やって。
そんなことを考えていると、なんだかあったかい気持ちが溢れてきて。
あたしはそっと、写真の「敦子ちゃん」に触れた。
END
はじめての朝ごはん
幸せな大谷リサ・・・のつもりが、
なんだかよーわからん話になりましたが(汗)
今さら書きなおす時間もないので、公開してしまいます(;´▽`A
私がよく行くサイトに、「ほぼ日」があるのですが。
ここで公開してたコンテンツに、
「はじめての朝ごはん」のコンテンツがありまして。
見た瞬間、大谷とリサに合いそうだーーーと思って。
浮かんだ話です。
本当は、朝ごはん作るのは大谷かなぁとも思ったのですが。
(1/5エントリー、rainballさんのコメントvv)
とりあえず、今回はリサってことで(笑)
次・・・書くことがあれば、大谷で(笑)
明日も仕事、休みももしかしたら出勤・・・
そんな状況ではありますが、創作意欲だけは衰えていないので。
ぼちぼち書いていきます・・・
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冷蔵庫の前で、リサは頭を抱えていた。
開けっ放しのその中からは、ひんやりとした空気が漂い。
薄着をしていたリサの両腕は、軽く鳥肌が立つ。
「・・・どないしよ」
リサは、困ったような、嬉しいような顔をして、じっと冷蔵庫の中を見ている。
まさか、こんなことになるとは思わんかった。
でも、いつかこんなことになるとは思ってたんけど。
・・・それが、今日だとは、やっぱり今でも信じられんのやけれど。
キッチンからかすかに見える、奥の部屋のベッド。
さっきまで隣にいたその人は。
布団に包まりつつも、足先だけ、ちょっぴりはみ出していて。
カーテン越しに差し込む太陽の光と、鳥のさえずりは。
一日の始まりをく教えてくれる。
こうして、この部屋で朝を迎えるのは、初めてで。
だから、と言い訳するつもりはないねんけど。
なんも考えてなかってん。
リサは大きな溜息をひとつ。
あたしだけやったら、朝ごはん抜きでもかまへんけど。
やっぱり、大谷はそれじゃあかんやろうし。
てか、作ってあげたい思うやん?
なのに、この空っぽの冷蔵庫。
そりゃ、食パンは置いてあったから、トーストぐらいは作れんけど。
・・・それだけて。
ちょっと、かなり。
女としてどうなん?
そんなことを思いながらも、ないモノはないわけで。
熟睡しきっている大谷をチラッと見ると、リサはゆっくりと頷く。
決めた。
コンビニ行ってこよう。
どーせ、大谷しばらく起きひんやん?
さっとコンビニいって、朝ごはんの材料、買うてこよっ!
起こさぬように、足音をたてずに玄関までたどり着くと。
ゆっくり静かにドアを開け。
リサはコンビニへと向かった。
* * * * * *
そして、5分後。
布団に包まったままの大谷は、大きな伸びをして、もぞもぞと動き出す。
そして、ゆっくりと身体を起こすと、ぼーっとした頭で周りを見まわす。
最初は寝ぼけたままの顔で。
でも、すぐに辺りをキョロキョロ。
あ・・・れ?
確か・・・昨日の夜・・・
いるべきその人が見当たらない状況に、大谷の頭は一気に目を覚まし。
勢いよく立ち上がると、部屋の中をぐるぐる見てまわる。
・・・え?
なんで・・・おらへん?
昨夜は。
大谷がひとり暮らしをするようになってから、初めてリサが泊まっていった日。
そのはずなのに。
キッチン、バスルーム、トイレ。
どこにもその姿を見つけだせなくて、大谷はしばし呆然とする。
・・・・・・・・
もしかして、帰ったん?
オレ、なんかしたんか?
なんも言わんと帰るとか、ありえへんちゅーか・・・
大谷は慌てて服を着替えながら、携帯を手にして、リサにダイヤルする。
5度目のコールで、聞こえてきた明るいリサの声。
「あれーー?大谷どーしたん?」
「ど、どーしたんって・・・おまえこそ何してんっ!」
「何してんて・・・」
「つーか、今どこにおんねん」
「へ?いま?」
「どこやっ」
「・・・大谷の部屋の前」
慌てて部屋を飛び出す大谷の目の前に、荷物を抱えたリサ。
状況の把握ができない大谷は、リサを見つめたまま動かない。
「おー・・・たに?」
「・・・・・・・」
「そんなとこに立ってんと、中入れへんのやけど」
「お・・・・・・・おぅ・・・」
* * * * * *
・・・しばらくして。
テーブルの上に品物を並べながら、リサはニコニコと笑っていた。
「ちょっと待っててな?すぐ朝ごはん作るから」
「おまえ・・・今までなにして・・・」
「へ?コンビニ行って、朝ごはんの材料買うてきてん」
その言葉に、力が抜けたように、へなへなと座りこむ大谷を見ながら。
リサはきょとんとした顔をする。
「どないしてん?そんなアホみたいな顔して」
「・・・・・アホて・・・何やそれ・・・」
「ん?」
四つん這いになりながら、リサは大谷に近づくと。
顔を覗きこみながら、真正面で正座する。
「・・・大谷、どしたん?」
「おまえなぁ・・・・・・・・・」
そう言いながら、大谷は嘆息を漏らす。
「朝起きて、おまえの姿が見えんかったら、オレがどう思うか考えなかったん?」
「だって・・・熟睡してたから、起きひんか・・・と・・・」
「起きたやろ」
「・・・・・」
その、大谷の真剣な眼差しに、リサは申し訳なさそうな顔をして俯く。
「・・・し、心配かけて、ごめん」
「ホンマにそー思ってん?」
「・・・思て・・・ます・・・」
「・・・・・・」
大谷の視線から目を逸らしたままのリサは、その時、気がついていなかった。
真剣な大谷の表情が、笑顔に変わったことに。
「ほな・・・」
そう言いながら、大谷はリサの手をとる。
そして、リサが反応するよりも早く、その手を引き寄せると。
きつく抱きしめる。
「・・・・・・大・・・谷?」
「あんな?もっかいやり直しや」
「へ?」
「目ー覚めたとこから、やり直し」
「な・・・なんでそんなん・・・」
「こんな朝早くに、起きてまうなんてもったいないやろ」
「なに・・・言うて・・・」
なにか言いたげなリサの唇を、大谷は人差し指でそっと触れる。
そして。
「せっかく、朝まで一緒やったんやから」
そう言うと、子供みたいな満面の笑みを見せ。
大谷はリサに唇を重ねてくる・・・。
大谷の部屋での、はじめての朝ごはんは。
・・・もう少し後。
END
>もっと、わかりやすい内容にしろよ・・・と思います。
私はきなcoさんのお話はどれもすきですが、
読み終った後、この言葉やあのシュチュ大谷のおかん拍手ーきゅんしに初めましてσω`*
小説、全部読ませて頂きました☆
これからも更新頑張って下さい'`
楽しみにしてますっ空花うーん・・・レス。#空花様
ありがとうございますー!
キュンとしてもらえて嬉しいです。
#大谷のおかん様
読んでくださってありがとうございますv
ほのぼの〜を狙っていたわけできなco